
最近は不審者や強盗被害の報道が多く、不安に感じて防犯対策を検討している方も多いのではないでしょうか。
「ALSOK(アルソック)」や「SECOM(セコム)」のホームセキュリティは、費用が高額になることもあるので、自宅に取り入れることをあきらめる方もいらっしゃるかもしれません。
費用を抑えながらも防犯性を高めたいという場合、ALSOKには自分で依頼をすることでガードマンが駆け付けてくれる「セルフセキュリティ」という手軽に取り入れやすいプランがあります。
ALSOK「セルフセキュリティ」とは
ALSOKの「オンラインセキュリティ」は、自宅に設置したセンサーなどの警備機器により24時間監視をして、異常を感知するとガードマンが駆け付けてくれます。
それに対し「セルフセキュリティ」は、センサーが異常を感知すると設定しているスマートフォンへ通知が届き、必要に応じて自分で依頼すると、ガードマンが駆け付けてくれるという防犯システムです。

画像引用:ALSOKホームページより
費用の比較
まずはALSOK「セルフセキュリティ」と「オンラインセキュリティ」の費用を比較してみます。
ALSOK「セルフセキュリティ」 | ALSOK「オンラインセキュリティ」 | |
費用 | 月額990円 初期費用(工事費)24,420円 初期費用(機器費)83,820円 依頼駆付け1回あたり11,000円 | ■お買い上げプラン 月額4,070円 初期費用(工事費)57,750円 初期費用(機器費)260,700円 ■レンタルプラン 月額8,492円 初期費用(工事費)57,750円 初期費用(機器費)0円 ■ゼロスタートプラン 月額9,460円 初期費用(工事費)0円 初期費用(機器費)0円 依頼駆付け1回あたり7,700円 |
ALSOK「セルフセキュリティ」 | ALSOK「オンラインセキュリティ」 | |
費用 | 月額990円 初期費用(工事費)24,420円 初期費用(機器費)83,820円 依頼駆付け1回あたり11,000円 | ■お買い上げプラン 月額4,070円 初期費用(工事費)57,750円 初期費用(機器費)260,700円 ■レンタルプラン 月額8,492円 初期費用(工事費)57,750円 初期費用(機器費)0円 ■ゼロスタートプラン 月額9,460円 初期費用(工事費)0円 初期費用(機器費)0円 依頼駆付け1回あたり7,700円 |
※上記金額は、2025年3月現在での内容
※価格はすべて税込額
「セルフセキュリティ」の場合、イザという時に自分で依頼しなくてはいけませんが、その分費用がとても抑えられており、月額990円から利用が可能。
「オンラインセキュリティ」の場合は買取プランでも月額4,070円なので、まずは手軽にホームセキュリティをはじめたい方には「セルフセキュリティ」がおすすめです。
設置機器の比較(設置例)
ALSOKのホームページで紹介されている「セルフセキュリティ」と「オンラインセキュリティ」の一般的なプランを比較してみます。
ALSOK「セルフセキュリティ」 | ALSOK「オンラインセキュリティ」 | |
設置機器 | 警備ユニット ×1 ALSOKステッカー ×1 ALSOKライト ×1 無線式開閉センサー ×1 空間センサー ×1 ※賃貸等のワンルームの設置例 | 警備ユニット ×1 スマホゲート ×1 ALSOKステッカー ×1 ALSOKライト ×1 無線式開閉センサー ×1 空間センサー ×1 施錠確認センサー ×7 火災センサー(熱) ×1 遠隔操作ボタン ×1 ※一般的な戸建て住宅(4LDK)の設置例 |
ALSOK「セルフセキュリティ」 | ALSOK「オンラインセキュリティ」 | |
設置機器 | 警備ユニット ×1 ALSOKステッカー ×1 ALSOKライト ×1 無線式開閉センサー ×1 空間センサー ×1 ※賃貸等のワンルームの設置例 | 警備ユニット ×1 スマホゲート ×1 ALSOKステッカー ×1 ALSOKライト ×1 無線式開閉センサー ×1 空間センサー ×1 施錠確認センサー ×7 火災センサー(熱) ×1 遠隔操作ボタン ×1 ※一般的な戸建て住宅(4LDK)の設置例 |
「セルフセキュリティ」は少ない設置機器で手頃な価格からスタートできるので、ワンルームのマンションなどコンパクトな住まいにおすすめです。
「セルフセキュリティ」に加入した後、ライフステージの変化や防犯性をより高めたくなった場合には、アプリでかんたんに「オンラインセキュリティ」へのアップグレードをすることができます。
ALSOK「セルフセキュリティ」とSONY「MANOMA」の比較
ALSOKの「セルフセキュリティ」と同様に、比較的手軽な金額からはじめられるホームセキュリティサービス、SONYの「MANOMA(マノマ)」とを比較してみます。
ALSOK「セルフセキュリティ」 | SONY「MANOMA」 | |
費用 | 月額990円 初期費用(工事費)24,420円 初期費用(機器費用)83,820円 依頼駆付け11,000円 | 最大3ヶ月 月額980円 4か月目以降3,278円 セコム依頼駆付け1回5,500円/30分 (要申し込み、月額支払い不要) |
ALSOK「セルフセキュリティ」 | SONY「MANOMA」 | |
費用 | 月額990円 初期費用(工事費)24,420円 初期費用(機器費用)83,820円 依頼駆付け11,000円 | 最大3ヶ月 月額980円 4か月目以降3,278円 セコム依頼駆付け 1回5,500円/30分 (要申し込み、月額支払い不要) |
※上記金額は、2025年2月現在での内容
※価格はすべて税込額
月々の費用はアルソックの「セルフセキュリティ」が990円からと安くなっていますが、初期費用がかかります。SONYの「MANOMA」は初期費用不要でスタートできるので、手軽にはじめられるのがうれしいですね。
例えば1年間利用した場合の金額を比較してみます
ALSOK「セルフセキュリティ」 | MANOMA」 | SONY「|
費用 | 120,120円 (990円×12か月+24,420円+83,820円) | 32,442円 (980円×3か月+3,278円×9か月) |
ALSOK「セルフセキュリティ」 | SONY「MANOMA」 | |
費用 | 120,120円 (990円×12か月+24,420円+83,820円) | 32,442円 (980円×3か月+3,278円×9か月) |
長く使うことが前提の場合はアルソック「セルフセキュリティ」を、まずはさらに手軽にホームセキュリティを試してみたい場合は、SONY「MANOMA」が適しています。
SONYの「MANOMA(マノマ)」は、アプリで簡単にはじめられるセキュリティサービス。
開閉センサーが感知するとホームゲートウェイから大音量の警告音が出て不審者を威嚇し、アプリへ通知。外部からセンサーを設置した場所の開閉状況を確認することができる。
自分で状況を確認し、必要に応じて依頼するとセコムのガードマンが急行してくれる。(別途申し込みが必要)。
外出先から室内に取り付けたカメラをスマホから見ることができるので、不在時の様子を確認できる。
ホームセキュリティに必要な機器類はレンタルで、月額の利用料支払う。
基本構成:AIホームゲートウェイ×1
開閉センサー×2
室内カメラ×1
セキュリティステッカー×1
- メリット
・機器代金や工事費などの初期費用が不要
・室内カメラで不在時の様子を確認できる - デメリット
・万が一の時には、自分で状況を判断して連絡する必要がある
より詳しくはこちらから

ALSOK「セルフセキュリティ」のまとめ

「セルフセキュリティ」は、センサーが異常を感知すると設定しているスマートフォンへ通知が届き、必要に応じて自分で依頼すると、ガードマンが駆け付けてくれるという防犯システム。
- メリット
・月額利用料を安く抑えられる
・ライフステージの変化にあわせ、オンラインセキュリティへのアップデートが可能 - デメリット
・万が一の時には、自分で状況を判断して連絡する必要がある
・導入時に初期費用が必要
月額990円からという抑えた金額で利用できますので、まずは手軽にホームセキュリティをはじめてみたい方には「セルフセキュリティ」を選ぶことをおすすめします。
ただし金額が抑えられている分、緊急時には自分でガードマンに駆け付け依頼をする必要があります。緊急時に自分で連絡をすることができない状況も考えられますので、より防犯性を高めたい方には「オンラインセキュリティ」を選ぶのが安心です。
資料請求や見積もりは無料です。家の状況や設置機器の内容によって金額がかわりますので、まずは実際のご要望にあわせたプランをつくってもらい検討しましょう。
ホームセキュリティを取り入れたい方の多くが検討している「アルソック」と「セコム」については、下記の記事で比較しています。提案プランや見積を比較して、ご自身の家にぴったりの防犯対策を検討してみてください。

また住宅の防犯性を高めるためには、ホームセキュリティを導入するだけではなく、窓や玄関、照明などいろいろな対策を組み合わせて考えていくことも大切です。↓

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