FAQ

ダイニングとデッキのつながり

よくあるご質問についてまとめました。

目次

新築住宅 Q&A

Q1 : 土地が決まっていない段階から相談することはできますか?

A
可能です、ぜひご相談ください。同じ家を建てる場合でも、敷地の条件(上下水道の状況や地盤の強さ、道路の状況、法規など)によって、かかる費用がかわってきます。

検討中の土地に希望しているような家を建てることができるのかどうか、その土地にはどんな法規や規制がかかっているのか、などをアドバイスさせていただきます。

敷地への同行や具体的なプラン作成については、いろは設計室への設計依頼をご検討いただいていることを前提としていますので、敷地さがしや同行のみのご依頼は基本的にお断りしています。

Q2 : 家ができるまでのどのくらいの時間がかかりますか?

A
これまでの事例で考えると、設計のご依頼をいただいてから設計期間が6~8ヶ月程度、工事期間が6ヶ月程度の場合が多いです。

家の大きさやご要望、工事内容によってはもう少しかかる場合もありますので、1年から1年半程度の時間を考えておくのがいいと思います。

また確認申請以外に、時間がかかる申請が必要な場合もありますので、具体的には個別にご相談ください。

Q3 : 工事をする工務店は決まったところがあるのですか

A
これまでの経験から工事場所や工事内容にあわせて、最も適当だと思うとこをご提案させていただくことはありますが、決まった工務店があるわけではありません。

私たちの設計する家の工事は、多くの詳細図や家具の図面を見ながらつくっていく手間のかかる工事になりますので、そのような工事に対応していただけるようであれば、知り合いの工務店さんへ依頼することも可能です。

Q4 : 工事費はどのくらいかかるのですか?

A
それぞれの家によってご要望や敷地の条件などが違うので、同じ面積でも金額は様々です。使う素材や設備も様々です。建物形状や面積、外構などによってもかわってきます。

詳しくはお問合せください。

Q5 : 設計費はどのくらいですか?

A
新築工事の場合は、工事費の11%から12%です。(消費税別) 具体的には設計の難易度や面積などにより決定しています。

詳しくはこちらの設計監理料の項目をご覧ください。

Q6 : 工事費以外には、どのような費用がかかりますか?

A
別途の工事費 : 地盤補強費、解体費、上下水道の引き込み、浄化槽設置費、空調設備機器など

工事前の調査や手続き費用 : 地盤調査費用、確認申請や完了検査の費用、構造計算費用、住宅ローン諸経費、給水負担金など

完成後の手続き費用 : 登記、火災保険、引っ越し費用、税金など

どんな場合にその費用がかかるのか、それがいくらなのかについては状況によりますので、打ち合わせ時に具体的な個々の内容を判断した上で、予算計画書をご提示しています。

Q7 : 構造は木造だけなのですか?

A
基本的には木造の建物を設計しています。

場合にもよりますが、日本の風土や気候にいちばんあっていることと、他のRC造や鉄骨造と比較してコストが抑えられること、将来的な改修もしやすいことなどが木造のいいところだと思っています。そして何より木が好きだということが大きいです。

例えば傾斜地などで構造をRC造にした方がいい場合など、必要によっては木造以外を選択する場合もあります。

Q8 : 構造はどのように決めているのですか?

A
いろは設計室では、すべての家で構造の専門家による構造計算をおこなっています。

一般的には木造2階建てまでの場合は、壁量計算と金物の検討をする程度の簡単な検討を行っているのみの場合が多いのですが、より安全性を高めるために、専門家による構造計算を行い、構造についての検討を行っています。

マンションリノベーション Q&A

Q1 : 購入前のマンションの内覧に同行してもらうことはできますか

A
できます。ぜひご相談ください。一緒に物件を見にいって、リノベーションのアドバイスをすることもできますし、物件さがしのお手伝いをすることも可能です。

希望しているようなリノベーションができるかどうかは、実際に見てみないと判断できないことが多いので、気になるマンションがありましたら早めにご相談ください。

内覧の同行や具体的なプラン作成については、いろは設計室への設計依頼をご検討いただいていることを前提としていますので、同行のみのご依頼は基本的にお断りしています。

Q2 : 現在住んでいるマンションのリノベーションは可能ですか

A
可能です。まずはお住まいのマンションにお伺いし、設備や電気の状況を見たり、寸法を測ったりして現状を確認していきます。

今の暮らしで不満な点や困っている点、新しい家へのご要望をお聞きして、快適に暮らせるようになる新しいご提案をさせていただきます。

マンションの構造や管理規約によってはスケルトンリノベーションを行うことが難しいこともあるので、調査が必要です。

Q3 : 住みながらのリノベーション工事は可能ですか

A
工事の内容によりますが、スケルトンリノベーションの場合は基本的には難しいと思います。

設備機器だけを交換したり壁紙の張替えなど、小規模な工事は住みながら行うことができる場合もありますが、大規模な工事となるリノベーションの場合、基本的には仮住まいへ一度引越しをしていただいてから工事を行うことになります。

Q4 : 設計はどのように進めるのですか。時間はどのくらいかかりますか

A
何度か打ち合わせをしてご要望やご予算などをお伺いするとともに、リノベーションする部屋の現状の確認(設備、電気など)をし、部屋の各部分の寸法を測ります。あわせてマンションの管理規約の確認や、マンション全体の状況も確認します。

その後3週間から1ヶ月程度の時間をいただき内容を検討し、リノベーションプランのご提案を致します。

プラン提案時には平面的な図面だけではなく模型などを使い、立体的なイメージをしていただきやすくするようにしています。また工事にかかる費用についても、概算をご提示しています。

内容が決まればより具体的な打ち合わせと図面の作成、詳細見積もりを行います。2ヶ月から3ヶ月程の時間が必要になります。

工事期間は3ヶ月から4ヶ月程度が目安です。
(それぞれの期間はあくまでも一般的な場合ですので、内容によっては異なることがあります。)

Q5 : 古いマンションは耐震性に問題はないのですか

A
1981年に建築基準法が大きく改正され、建物の構造の基準が大きくかわりました。
1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けたものが「新耐震基準」に基づいて建てられた建物となります。

マンションの規模にもよりますが、通常は建築確認を受けてから完成までに1、2年程度の工事期間がかかりますので、1982年完成のマンションは旧耐震基準で建てられている場合もあります。その場合には不動産会社に建築確認の日付を確認してもらうのがいいでしょう。

旧耐震基準で建てられている古いマンションでも、その当時の基準以上の仕様でつくられていて問題のない建物もあるかもしれませんが、その判断が簡単にはできないため、これから物件購入する場合には新耐震基準で建てられたマンションか、耐震改修工事済のマンションを選ぶことをおすすめしています。

ちなみに、耐震改修工事は、マンションの場合、共有部分である建物の構造躯体への工事なので、マンション全体での合意などが必要となり、管理組合での検討事項です。(個人での改修工事は不可能です。)

Q6 : 古いマンションでも冬はあたたかく、夏は涼しく暮らせるようにできますか

A
マンションでは外壁に面する壁や、最上階であれば天井面、1階であれば床面に断熱処理を行うことで、外からの暑さや寒さを伝えにくくしたり、室内であたためたり冷やした空気を逃げにくくします。古いマンションではその断熱処理が十分に行われていないことがあります。

例えば最上階の部屋では、夏場は日中の強い日差しでマンションの屋上がとても暑くなり、その熱は下の階(最上階の部屋)に輻射熱として伝わります。ですので断熱が十分にされていない場合は、夏場は昼間だけじゃなく夜でも暑さが残ったままになってしまいます。このように、マンションは自分の部屋がマンション全体のどの部分に位置しているかによって、温熱環境が違ってきます。

リノベーション工事ではそれぞれの建物の状況のあわせて、断熱材である発泡ウレタンを吹き付けたり、ボード状の断熱材を張り付ける工事を行ない、古いマンションでも高い断熱性能をもつ快適な環境をつくることができます。

また比較的新しいマンションでは窓はペアガラスであることが一般的ですが、古いマンションの場合は窓ガラスが1枚である場合が多く、ここから冬は熱が逃げていき、夏は熱が入ってきます。これを解決するために、もとからある窓の内側にもうひとつ窓を取り付け、窓を二重構造とすることで窓の間に空気層をつくり、熱を伝えにくくします。断熱効果が大きく、結露も抑えられます。

古いマンションでもこのような工事を行うことで、冬あたたかく、夏涼しく暮らすことは可能です。

Q7 : マンションは風通しがよくないイメージがありますが、よくすることはできますか

A
一般的なマンションの間取りではドアや壁で部屋が細かく区切られていることが多いので、窓からいい風が入ってきても風の通り道をふさいでしまうこともあります。

風通しをよくするために、例えば部屋を区切る間仕切りの壁を低くして、その上に開け閉めできる通風のための窓をつけたり、背丈くらいの高さの家具を部屋の仕切りとして使うことで、その上部に風通しのための空間をあけておくなどの工夫をしています。

それによって風通しがよくなるだけではなく、奥の部屋や廊下まで明るさを呼び込むことも可能になります。

また、現代の日本の住まいでは開き扉(ドア)が使われていることが一般的ですが、引戸にすると開け放しておいても邪魔にならず、風通しをよくすることができるので、引戸をおすすめしています。

Q8 : 床暖房や浴室暖房乾燥機など、現在ついていない設備をつけることはできますか

A
マンションでは電気やガスの容量が不足する場合があるので、設置できるかどうかは事前に調査が必要です。浴室暖房は天井の上に機械が入る寸法が確保できるかどうかなどチェックをし、むずかしい場合は壁付式のものを検討することで可能になる場合もあります。

エアコンは温風が上にたまりやすくあたたまりにくいのに比べ、床暖房は足元からおだやかにあたため、輻射熱で部屋全体の温度をあげるので、とても快適です。

ムクのフローリングに使用する場合には、時間とともに板と板の間に隙間ができてしまわないように、よく乾燥した材料を選び、張る時に微妙な調整をしています。

マンションリノベーション 設計事例

目次