ぐるぐるまわれる広がりのある家［ 大宮の家 ］

築17年のRC造マンションのリノベーションです。このマンションのご購入を検討されている段階からご相談いただき、一緒にマンションの内覧に伺いました。

リノベーション前のプランは、廊下の脇に個室が苗浴び、その奥にリビングと和室が並んでいるという、最も一般的なマンションのつくりでした。

そのプランの場合、廊下やその途中にある洗面所や浴室などの水廻りは、暗くて風通しが悪くなってしまうことと、廊下が多いのでリビングダイニングのスペースが狭くなってしまうというもったいなさがあります。

廊下部分がもったいない、家全体を風通しよくしたい、LDKをもっと広くしたいなどの想いを実現するために、水廻りも移動して間取りを全く新しくしました。

もとの個室だった場所に水廻りの位置を移動させ、もとの水廻りの位置をリビングに取り込むことで、広いリビングダイニングを実現させました。

一方通行の通路ができないように、クローゼットや洗面所、キッチンは２方向に通り抜けできるようになっているので、無駄な動きが少なくなり便利。あちこちぐるぐる回ることができる間取りです。

下はリノベーション前後を同じ場所から撮影した写真。
細かい仕切り壁や下がり壁がなくなり、使いやすく広がりのある空間になりました。