キッチンまわりの壁仕上げ

秋になり、お店でも柿が並ぶようになりましたね。大好きなので買おうと思っていたところ、ご近所の方から柿をいただきました。おいしいし、色がきれいなので、キッチンにあると明るくなるのもいいですね。

目次

キッチンまわりの壁仕上げ

ステンレスパネル

市原の家」のキッチン

自宅のキッチンは、ダイニングとは空間が分かれていて見えにくいこともあり、カウンターも前の壁もステンレス仕上げです。機能的過ぎておしゃれな感じは全くないけれど、水がはねても汚れても掃除がしやすいので、とっても楽です。

ステンレスパネルなので、マグネットが取り付けられます。キッチン前に調味料などを置ける棚を作りましたが、それだけでは足りないので、壁にマグネット式のフックや時計、タイマーなどを付けて使っています。

タイル張り

最近キッチン前の壁仕上げで多いのはタイル張りです。タイルは色、サイズ、質感が豊富なので、使う方の好みにあわせたキッチンになるのがいいですね。

タイル表面の仕上げや目地の幅や種類によって、汚れの付きやすさや掃除のしやすさが違ってきます。そこを気にして選ぶと時間が経ってもきれいなキッチンを保ちやすくなります。

大宮の家」のキッチン
雪谷の家」キッチン

上記2枚目の写真の「雪谷の家」のキッチンのように、キッチン前に窓がある場合は、窓の奥行部分(壁の厚みの部分)に木やステンレスの枠を入れるのか、タイルで巻き込むのかによって印象が変わります。「雪谷の家」では4方ともタイル巻き込みです。

タイルを使ったキッチンをきれいに仕上げるには、タイルの割付け(目地をどこに入れるか)がとっても大事。あらかじめどこを基準にしてタイルを張り始めるのかを決め、その目地と窓の位置が合うように計算し、窓の取り付け位置を決定します。

いろんなものの寸法の都合で、半端なサイズのタイルが出てしまうこともあるけれど、上記のようにあらかじめ計画しておくことでそれを最小限にする、できるだけなくすことが、すっきりときれいなタイル張りの壁をつくるポイントです。

初台の家」のキッチン壁もタイル仕上げ

ホーローパネル

河口湖の家」のキッチン

上記の写真は「河口湖の家」のキッチン。前と横の壁には、タカラのホーローパネルを張っています。ホーローは表面が強くて手入れがしやすいこと、マグネットが取り付けられるのが便利です。

キッチン用不燃パネル

コンロ廻りなど不燃の機能が求められる場所でも使えるのが、キッチン用の不燃パネル。一般的に多く使われているのは、アイカ工業の「セラール」です。(あまり使うことが多くないので、事例写真がなくてすみません。)

上記のタイルやホーローパネルに比べていいところは、費用が抑えられること、目地が少なくなること、色や柄が豊富なことです。

まとめ

いろいろなキッチンまわりの壁仕上げがありますので、見た目のデザインだけではなく、メンテナンスのしやすさや収納量なども想定して選ぶと、使いやすいキッチンになることと思います。

自宅では現状マグネットの壁と、壁に取り付けたパイプに下げたフックに収納量にとても助けられており、使いやすいキッチンになっています。

  • URLをコピーしました!
目次