
いろは設計室では、できるだけ無垢の木や自然素材を使った家づくりをしています。
家具については、持っている家具で使えるものはもちろん新しい家でも使いますが、サイズや使い勝手を考えた上で必要な場所には造り付け家具(大工さんや家具屋さんがつくる建物に固定してつくる家具のこと)をつくっています。
造り付け家具は、使う人の暮らしやご要望にあわせたものをつくることができますし、建物に固定されているので地震の際にも倒れることがなく安心できるのがいいところです。
上の写真は「河口湖の家」のダイニング。本を並べたり飾り棚として使用するオープン棚と、大きな物もしまうことができる引き戸をつけた収納を家具屋さんにつくっていただきました。
オープン棚の下のルーバーがついているところは、エアコン(床下に暖気を送って家中をあたためる)が入っていて、一番右側は書斎コーナーになってます。その部分について詳しくは、下記のリンクより以前の「家づくりコラム」をご覧ください。
家具をつくる材料には無垢の杉板のパネルを使用しています。
家具は物をぶつけたりすることもあるので、場所によっては広葉樹の堅い木(ナラやタモ、クリ、クルミ、サクラ、ブナなど)を使うこともありますが、家全体の造り付け家具をすべて広葉樹でつくるとなると、かなり高価で費用的にむずかしいので、杉板のパネルを使っています。
杉のボードはいろいろな産地でつくられています。今回は埼玉県産材の西川材を中心とした国産杉でつくられている「フォレスト西川」の杉パネルを使いました。節の有無によって種類があるので、使う場所によって使い分けています。
使っている接着剤も天然素材のものを使ってつくられているので安心です。「河口湖の家」で使ったのは杉材のみですが、桧のパネルもあります。桧の方が杉よりも高価です。
これまでの家(下記の写真)でも、造り付け家具の多くはこの杉パネルを使ってつくっています。