
「河口湖の家」の寝室。
家全体の中の東南の位置にあるのですが、その先には障子で仕切ることができる洗濯物干室があります。
室内で洗濯物を干すこともあるため、専用のスペースがほしいというご要望があり、この場所を計画しました。


最近では共働きの家も多いですし、花粉症などで外に洗濯物を干すことができない時期がある方も多いので、室内でも日当たりよく洗濯物を干すことができる場所をご提案することも多くなってきました。
その際には洗濯物を干すと湿度がとても高くなってしまうので、換気扇を設置したり、季節によっては除湿器を入れて湿度の調整をしないと結露をしたり、カビがはえやすくなってしまうので注意が必要です。
ちなみに。
この家では、リビングにも障子を入れていますがそちらの障子紙は雰囲気のよい障子紙「月桃和紙障子紙」を使用していますが、この寝室では物干室との行き来が多く障子紙を破ってしまう可能性がリビングよりも高いので、破れにくい強化障子紙(ワーロン)を使用しました。
写真撮影:小泉一斉