マンションでも気持ちのいいムクの床板で暮らしたい

「大宮の家」のダイニング。2重床の上に杉のムク板フローリングを張って遮音性能を高めています。

フローリングは大きくわけると2種類あり、合板などの下地の上にうすーい板(0.3ミリから1ミリ程度)や木目をプリントした樹脂などのシートが張られている「合板フローリング」と、床板の厚み分全部がムクの木でできている「ムク板フローリング」があります。

マンションでは下階への音の伝わりに配慮して、管理規約で遮音等級の規定が定められている場合があり、一般的には「合板フローリング」の下にクッション性のある遮音材がついている遮音フローリングを使用することで、この規定をクリアしていることが多いです。この遮音フローリングはその特性上、歩くとフニャっとした感じがして、私はあまり好きではない感触です。

遮音等級の規定があるマンションでムク板フローリングを使用する場合は、フローリングの下地に使う材料で遮音性能の規定を満たす必要があります。
私たちのリノベーションでは、コンクリートの床(スラブ)の上に、防振ゴムがついた専用の脚をたて、その上に下地板とフローリングを乗せる「二重床」というシステムを使用し、マンションの管理規約で定められている基準以上の遮音性能をもたせて、ムク板フローリングを張っています。

マンションによっては、管理規約によりフローリングが禁止されていることもありますので、ムクの床板を張るリノベーションを希望して物件探しをしている場合は、購入前に管理規約をよく確認しておくことが必要です。

二重床の主なメーカーには下記のところがあります。
万協フロアー
淡路技研「プレフロアーシリーズ」
竹村工業「ジャストフロアー」