少し前のことになりますが、長野県の霧ヶ峰に行ってきました。はじめて山歩きをする友人と一緒だったので、特に天気がいいことを願っていたところ、とてもいい天気に恵まれて、最高の1日を過ごすことができました。
この季節は日常生活の中でも日によって気温差が大きくて、体調管理が大変ですよね。山では標高が高くなりますので、平地よりも更に天気が変わりやすくなります。この日は風もほとんどなく、山頂でも寒くならずに快適に食事を楽しめました。
霧ヶ峰は東京からでもアクセスがしやすく、電車とバスでも日帰りができます。登山というよりはハイキングといった感じの場所で、普段登山をしない方でも十分に歩けるし、ロープウェイもあるので、体力にあわせて利用すれば、かなり楽にいい景色を満喫できる場所なのでおすすめです。
霧ヶ峰といえば、夏の時期のニッコウキスゲが美しくて有名ですが、秋のこの枯れた感じもとってもいい味。訪れた時はちょうどススキがきれいな時期で、ススキのふわっとした穂先に光があたってキラキラしているのが最高に美しかったです。
今年の夏は、台風など天気が不安定な日が多くて、なかなか山へたくさん行けていなかったので、とってもいい心と体のリフレッシュができました。
いい景色をみながら、おしゃべりをして、おいしいものを食べる。いい時間です。
ちなみに今年の夏は、念願の雲ノ平へ。ここは「日本最後の秘境」なんて言われることもある北アルプスの奥地になりまして、今回は3泊4日で山小屋泊をしながら歩きました。(折立の登山口から入り、新穂高温泉へ下山)
普段よりも過酷な環境である自然の中で長い時間を過ごすということは、旅をしている段階でも、準備段階でも、本当に何が必要なのか、何がしたいのかを取捨選択することが求められます。
危機管理も必要ですし、自分にとって何が大切なのかということと向き合わなくてはいけないことも。
持っていけるものも限られ、不便な環境で過ごすので我慢が必要な場面もたくさんあります。けれどもその先に体験できる山での時間が最高なので、また山へ行くのですよね。雲ノ平も最高でした。
雲ノ平を訪れた1日だけは、上の写真のように天気がよかったのですが、他の日はもう最悪の天気でしたので、またリベンジしたいと思っています。