1年点検【日進の家】

ブログをかいていない間、たくさんのことがありました。

日進の家の1年点検。
といっても、お伺いしたのは5月ですから、もう5ヶ月近くも前・・・。

(今さらだとは思うのですが、)1年経って、家がだんだんと暮らしになじんできているように見えました。
大切に丁寧に暮らしていらっしゃる様子がうかがえましたし、お住まいになっている方から、とても暮らしやすいと言っていただき、うれしく、ホッとしたのでした。

1年後にどのように変化したか気になっていたことのひとつが、床板。この家では1階の居間・食堂部分に床暖房を入れているのですが、ムクの床板(桧)を使っています。
ムク板なので合板フローリングと比較すると乾燥して板と板の間に多少の隙間ができることもありますが、この日見せていただいたところ、問題のない状況でした。ホッ。

一般的に床暖房用のムク床板というと、特別に含水率(木がどのくらい水を含んでいるか)の低い、床暖房用として販売されているものを使うということになっていますが、普通の床材に比べてとてもとても高価なので、なかなか使うことがむずかしい。

なので、床暖房用として販売されている程ではないのですが、よく乾燥した材料を選んで、最初の年は床暖房の温度を低めに設定して使っていただくようにしています。

合板フローリングであれば隙間が開く心配はありませんが、やっぱりムク板の方がぜったいに気持ちいいですものね。

そしてお庭。
伺ったのが新緑の時期のとてもよく晴れた日でしたので、葉がキラキラと輝いていて、家をとてもやさしく感じさせてくれていました。
1年経ってますます美しく成長していました。絶妙な配置と枝ぶり、樹の選び方。さすがです。

現在工事が進行中の流山の家も日進の家と同じ造園家の方にお庭をつくっていただくことになっているので、それも今からとても楽しみです。

  • URLをコピーしました!
目次