流山の家 

窓を全開にするとリビングと庭がつながります。ベンチのように腰かけられる高さの出窓。

宅地造成により少しずつ街が出来上がってきつつあるエリアにある、駅から近くて便利な住宅地の一角に建つ住宅です。 長くてゆとりのある敷地をいかして、南側にはたくさんの木々や草花が楽しめる庭となっています。

庭に面したリビングの大きな窓はガラス戸も障子も壁に引き込むことができるようにして、開放するとより庭とのつながりを感じらます。デッキから庭に出て、庭のハーブをサッととってお料理に使ったりもしているそう。

1年ほど経った頃の様子

道路との間には塀はつくらずに緩やかに斜面でゆるやかに

家が完成したすぐは木々の隙間がありましたが、翌年にはだんだんと枝が伸びてきて通りからの視線が気にならないようになりました。リビング・ダイニングからも、キッチンからも、和室からも、視線をのばすといつも庭が見える間取りです。

家の中からの眺めがいいのはもちろんですが、周囲の方々にも季節の移り変わりを楽しんでいただいているようで、話しかけられることも多くなったそうです。

ガラスの入った格子戸をあけると玄関につながります。引き込み戸なので使わない季節は壁の中に入ります。

1階にはひと続きになったリビング・ダイニング・和室(客間)があります。リビングと客間との間には、普段は開け放しておけるように3枚引きの障子が入っています。

リビング・ダイニングの天井は構造材である杉の梁をあらわしにしていて、天井を高くするとともにデザインのアクセントにもなっています。1階の床材には飯能(埼玉県)の桧を使い、床暖房が入っています。

明るい洗面所。窓の一部には棚をつけて収納に

在来工法でつくった浴室。天井は桧板張り。

2階は個室とベランダ、書斎の他に、シアタールームがあります。電動の100インチのスクリーンを取り付け、できる限りの防音対策を行い、趣味の映画やビデオ、音楽が楽しめる部屋をつくりました。
2階個室は吹き抜けを通して1階とつながります。

2階の個室。正面の障子をあけると吹き抜けを通してリビングにつながる。

建築概要
建築地:千葉県流山市
構造規模:木造(在来)地上2階建
敷地面積:185.87㎡(56.23坪)
延床面積:129.22㎡(39.09坪)
用途:専用住宅
世帯:夫婦
施工:鯰組
造園:彩苑
完成:2011年4月

タグ: ・庭を楽しむ ・引込み窓 ・吹抜け