さわら板 張る前のひと手間

「三郷の家」の現場は、引き続き追い込み工事中。

上の写真は、浴室の天井や脱衣室の壁、玄関の壁などに張るサワラのムク板を並べたところ。節のないきれいな板です。(写真に写っているのは裏面です。)

サワラは湿気に強い木なので、浴室などの水まわりに使われることが多い木です。この家ではこの上に透明の自然塗料を塗ります。

ムクの板は保管されている時や配送されてくる時に重ねられたり梱包されていたりするので、それを少しの間上記のように梱包を解いて並べて、しばらく置いてから壁や天井に張るというひと手間をかけると、現場の空気、湿度になじみ、完成して時間が経ってからも反ったり隙間があいたりすることを少なくできるそうです。

職人さんの知恵や経験ってすごいですね。
こういった小さなひとつひとつの積み重ねによって、長く気持ちよく暮らしていくことができる家が出来上がっていきます。


まだまだ完成に向けて工事は進んでいる途中ですが、お知らせです。
12月15日(日)に施主のご厚意により完成見学会を行わせていただくことになりました。

場所:埼玉県三郷市
日時:12月15日(日) 10:00から16:00まで
規模:木造2階建+ロフト
延床面積:96.88平方メートル(29.31坪)

お越しいただける方には追って詳しい案内をお送りします。
メール(info@iroha-design.com)にて、お名前、ご住所、お電話番号、人数(大人、子供)をお知らせください。

お待ちしておりますので、ぜひお越しくださいませ。

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