自分でつくる

少し前にリフォームをさせていただいた「鳩ケ谷の家」では、現在、左官などの内装仕上げを、お住まいになる方が進めているところです。

もちろんお仕事をされているためお休みの日にやるわけなので、まだまだそんなに進んでいないかと思っていたら。今日現地へ行ってみてびっくり。すっかり別空間になっていました。
いつの間にこんなに・・・。

そしてものすごく左官塗りがうまい。今までけっこうたくさん施主施工の左官仕上げを見てきましたが、おそらくいちばんうまい。

施主施工(お住まいになる方が自ら可能な部分を施工すること)のいいところは、工事費を少なくするということもありますが、それよりもご自身が自分で手を動かし、少しずつつくっていく過程を経ることで、家や暮らしに気持ちが入っていくことなのだと思います。

きっとよりモノを大切にできるようにもなるでしょうし、おおらかな気持ちにもなれるのではないかと思います。大変だといいながらも、ものすごくうれしそうなお顔がとても印象的でした。

そして。
おみやげに奥様の焼いたパンをいただきました。あぁ、いいなぁ、こういう暮らし。憧れます。

できることは自分の手で。その方がおいしくて、安全ですものね。(といいつつ私はあこがれているだけで、いっこうにそういった暮らしになっていませんが)

とてもいい香りがしていて、それだけで幸せな気持ちになってきます。明日の朝食にこのパンをいただくのがとても楽しみなのです。

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